その50 kicadからfusionPCB - ロボボボいじりにうってつけの日

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その50 kicadからfusionPCB

ついに発注した基板が届きました。
KiCADで設計が完了したところから、注文し、届くまでの流れを簡単にまとめておきます。

利用したプリント基板作成サービスはfusionPCBです。
マイクロマウスをやってる先輩方が使っておられたので存在を知りました。
中国のSeeedStudioというところのサービスです。
注文のシステムがいろいろ変わっているようなので現在の最新版をまとめます。


2層と4層があり、それぞれ9.90$、39.90$がスタートで、基板サイズや他のオプションによって高くなっていきます。
枚数は5枚からです。以前は10枚だったようですね。
製造の関係で、注文した枚数より多く届くことがあります。
今回も10枚で注文した基板が11枚届きました。

デザインルールはまぁ、ここに書いてある通りです。
4.png

導通チェックは無料で全部してくれます。
以前はオプションだったようで、デフォルトでは50%チェックだったそうな。
そのときには、導通チェックされたものは基板の側面にマジックのようなもので線が引かれています。
今回届いた基板には当然ながら全てに線がありました。

僕が特に気をつけたことを少しまとめます。

・サブボード
複数の基板をつなげて、ひとつの基板として注文することができます。
自分で切断しないといけませんが、かなりの節約にはなります。
ただし、ドリルの穴を並べたり、溝をつけたりして切り離しやすくするのは禁止されています。
そういうことして強度が落ちると輸送の時に不安なのでしょうか??
目安となるせんをシルクで引いといてね、ということです。
また、サブボードは5つまでということです。
今回はサブボード5つちょうど乗っけました。

・ビアの大きさ
これは自分の考え方が合ってるか不安で先輩にも聞いたことなのですが、ビアの大きさについてです。
最小ドリル径が0.3mmなので、ビアの内径は3mm以上です。
3mmの穴の周りに最小配線幅0.1524mmがつくので、外径は0.3 + 2*0.1524 = 0.6048mmです。
今回は6mmにしましたが何も言われませんでした。
ただ考え方が違う場合も考えられます。
先に配線を引いて、その後に穴をあけるのであれば、穴の周りを配線で一周する必要なんてないので外形はもっと小さくてもいいはずです。
ので、「少なくとも6mmなら問題なかった」という程度の情報として。
また、内層はルールが違うので注意が必要です。
最小配線幅は0.203mmです。内層を経由するところは注意が必要ですね。


さて、ここからは時系列で行きます。
150mm×150mmの4層基板を注文します。

KiCADでパターン図の設計が完了したところがスタートです。

「ファイル」から「出図」をクリック
1.png

するとこんな画面が出てきます。

6.png


左のレイヤーのところにチェックをつけます。
下に隠れて見えませんが「基板外形」にもチェックをつけます。
先輩がまとめられたものによると他は何もチェックつけなくて良さそうです。

ここで「プロット」をクリックするとガーバーファイルをつくってくれます。
シルクには各フットプリントの外形っぽいやつだったり、わざわざ書いたものしか出ません。
「値」や「リファレンス」もシルクっぽく表示されてますが、少なくともデフォルトではガーバー出力されないようです。

また、「Generate Drill File」をクリックすると以下のような画面が出てきます。
3.png

このような選択で特に問題ありませんでした。
「OK」でドリルファイルが生成されます。

次に、出来上がったガーバーファイルの名前を以下に習って変更します。
5.png
外形のところは拡張子が「GML/GKO」となっていますが、どちらでもいいということでしょう。
僕は「GML」にしました。

それらのファイルをzipにまとめて、準備完了です。


次にfusionPCBのサイトへ

どうせアカウント登録が必要になるので先にしておけばいいと思います。

オプションを選択してファイルを参照して、「Add to Cart」を押せばおーけー。
いろいろ入力して行けばいいです。
輸送方法は「Registerd Air Parcel(航空書留小包)」、送料無料のやつです。
支払いは父親のクレジットカードで立て替えてもらいました。
「アリペイ」とかいう仲買サービスを使っているようで、そこを経由しての支払いになります。

あとは到着を待つだけ!


...のはずでしたが、
なんと僕、レジストのデータを載せるのを忘れてました。
ということで、注文から2日後にメールが届きました。
英語で「表面レジストと裏面レジストのファイルがないから以下のURLから再提出してね」といった内容です。
以下のURLの先は自分のアカウントのページのHistoryページです。過去の注文の履歴が載っているところです。
そこに再提出用のフォームができていて、そこから再びアップロードします。
一度アップロードしようとしたら「同じ名前はだめだ」みたいなことを言われたので、「OmnimO」だった名前を適当に「OmnimO2」に変えると再提出できました。

この再提出が7月24日の夜でした。
そして今日の昼に届いたので、14,5日かかったことになります。
製造の進度はメールで知らされたり、アカウントのページから見ることができます。
「Shipped」以降の状態はサイトを開いたときに上に出ている「Track Your Order」から追跡サービスを利用して確認することができます。

僕はもう一枚2層の基板を注文しました。
ガーバーファイルの数が減ること以外は基本的には同じです。

4層 150mm×150mm 5枚 オプションとしてレジスト色を青に(+10.0$)
2層 100mm×200mm 10枚 オプションとしてレジスト色を青に(+10.0$)
でしめて198$でした。
他のところよりはずっと安いのでしょうが、50mm×50mmのような小さな基板に比べれば「格安っぽさ」は少し薄れます。


そして、こんな感じで届きました。
486462388071.jpg

中身
486462475952.jpg

486462641792.jpg

プチプチを真空パックにしたようなのにつつまれています。
486462558836.jpg


中身はこんな感じ!
486462721560.jpg

486462831554.jpg

光沢のある青で大満足です!!
+10.0$した甲斐がありました。

最初の方にも書きましたが2層の方は11枚届きました。
2か所ほど変な所にシルクがついていましたが、何枚もあるので、きれいなのを使えばいい話です。

あと少しで部品も揃うのでいよいよOmnimOが形になってきました。
キャチロボとともにごりごり進めて行きたいと思います。
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プロフィール

たけもり

Author:たけもり
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「しゃれたロボットをつくりたい」と思いながらも大学生になってやっとのんびり勉強始めました.
勉強のためにロボトレースというロボコンに参加して,全方向移動型ロボトレーサー"OmnimO-2"を制作しました.
大学ではヘビ型ロボットについて研究しています.
個人的課外活動としてエンタメ志向のロボットを製作中.最新作のMimebotはこちら
ロボコン時代のロボットはこちらにまとめています.

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